賃貸物件でも値引き交渉は可能か?
商品などを購入する場合には、人にもよりますが「値引き交渉」をすることもあるでしょう。
では、賃貸物件なら家賃や初期費用の値引き交渉をするのでしょうか、また値引き交渉はできるものなのでしょうか?
結論からいうと、賃貸物件の多くは家賃値引きが可能ということです。
ただ、実際は不動産会社の担当営業マンが行うので、その営業マンと家主さんの親密度が大きく関係してくるそうです。
では、具体的に家賃の値引き交渉がしやすい物件の条件とは、何なのでしょう。
それは、「空室の状態が長期間続いている物件」「低層階にしか空室がない物件」「入居の繁忙期が過ぎても決まっていない物件」です。
この3つの条件に該当する場合には、交渉がかなりやりやすくなるようです。
次に、家賃と共益費の値引きならどっちがお得なのでしょう。
実は、既存の入居者がいるため、家賃ではなく共益費として値引きをするケースがあります。
値引きしてくれているので嬉しいのですが、家賃は敷金・礼金・仲介手数料など様々なものに影響してくるので家賃で値引きしてもらった方が得なのです。
この点を知っておくと、初期費用などを大きく抑えることができます。
あと、値引き交渉するタイミングには、「物件の申込みをする際」と「入居申込みの審査が通った際」の2つあります。
ただ、最も効果的なタイミングは入居審査が通過した直後ということなので、その点を覚えておくと良いでしょう。
家賃などの値引き交渉は、当然のこと100%成功する訳ではありません。
しかし、可能性はゼロではないので、ダメ元でチャレンジすることは絶対にお得だといえるでしょう。